平成21年9月23日水曜日

通訳ウィーク


昨日は、ヨガフェスで陰ヨガのPaul Grilley先生の陰ヨガクラス、解剖学講義のあと、横浜のスタジオヨギーでアヌサラヨガのDarren Rhodes先生のワークショップの通訳をしました。彼のアサナは素晴らしく、上にのせたアヌサラヨガのポスターの人です。こんな超人的なアサナをする彼、もともとは重度の脊椎側湾症を持っていたそうです。感動的進化だと思います。

Paul先生の解剖学のクラスでは、人による骨の形の違いと、骨の成長の仕組みについてのスライドを見たあと、上腕骨のねじれのリアルなバリエーションを見ていきました。クラスの中で、内側に最もねじれている人、外側に最もねじれている人を探して、二人がチャタランガをする際には、見た目は同じでも使う筋肉がまったく違ってくるということなどを学びました。

Darren先生のアヌサラヨガワークショップはこのようなテーマを持っていました。人生における困難、挑戦、逆境が自分を成長させる。なかでもハードなものこそ、急激に成長するチャンス。招き入れて、友達になる。Vashistansanaなどのアームバランスを多く取り入れ、こういうつらいポーズこそ、友達になろうとしました。

今日は、新宿でDarren先生のアヌサラワークショップを2つ。一つ目は、遊び心をテーマに、真剣に遊びました。無理!みたいなポーズこそ失敗しても、ただ笑える。仕事じゃない、遊びだから。子供のように楽しんで、ananda, bliss, 至福を感じることができる。Darren先生の無邪気で軽やかなジョークがみんなを笑わせる。奥さんのBronwinさんはShavasanaのときいつも、ハーモニウムに合わせて美しい子守唄を歌ってくれます。とても澄んだ優しい声で、インドの神様を歌います。

二つ目は、安定感。いつも安定している人はずっしりと中心に座っていてぶれない。落ち込んだ時にまず思い出し、話をしたい人。話をしたり、近くにいるだけで、心が落ち着く。グルは、最も重いもの、という意味も持つ。世界で何が起こっても、変わっても、動じない人。ポーズの基盤をしっかり固めて、体に安定感を持たせました。

0 件のコメント: